うみねこブロマイド Archive
'10 09月06日 (月) 20時06分 : うみねこブロマイド:えびせん、ありがとね

八戸が世界に誇るウミネコをご紹介する...というよりは、もはや「あーっ、ウミネコ見たい!愛でたい!」という管理人の欲求で回を重ねているシリーズ「うみねこブロマイド」。今回は、大好物のかっぱえびせんをもらって意気揚々と体勢を整えている様子が非常に行儀よく見えるウミネコさんです。体でお礼を表現しているかのように、羽の一枚一枚まで広げてくれました。時々性格の悪い子もいますけど(周りを威嚇したり、えびせんを捨ててしまったり)、たいがいのウミネコさんたちはすごーく素直ですよ。
時期によってウミネコさんの性格も変わるんですが、7月ぐらいのウミネコさんは非常に大胆で、すぐそばまで寄ってきてかっぱえびせんを食べてくれます。食べた後も「次は?次は?」といった顔をする素直なウミネコさんも多くて、あっという間に一袋無くなってしまうこともしばしばです。
羽を広げると1メートルを超える大きな鳥・ウミネコさんの体をここまで間近で眺められることもスゴければ、彼らの行動をつぶさに観察できることもスゴイことです。
でも、一番たまらないのは...かわいいんです、コイツら!
「かわいい」が好きな皆さんなら絶対楽しめる、青森県八戸市は蕪島の光景です。
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'10 08月25日 (水) 23時23分 : うみねこブロマイド:バカじゃないの、暑いのよ

シリーズでお届けしているうみねこブロマイド、今回はポカーンと口を開けっ放しにしているウミネコさんです。別にバカなウミネコさんな訳じゃなくて暑いんですね、口から熱を逃がしていると思われます。7月頃に最も見られる光景で、なんともボケーッとした顔を...八戸弁で言えばボヘーッとした顔を見せてくれます。実に微笑ましい...というか、ちょっと笑ってしまう光景なんですが、ウミネコさん当人は「暑い、暑い、暑い、アー!」と思ってるだろうので、思わず笑っちゃった人は心のなかで「ごめんね」と呟いておくのが相当でしょう。
上の写真は、蕪島の公園部分にあるスズメさんオブジェ付き自動車止めで休んでるウミネコさんですが...オブジェのスズメさんたちが「大丈夫か?」「大丈夫か?」と心配してるっぽくて、実にかわいいです。そしてウミネコさん、やっぱり抜けた顔してるなぁ。
プププ、ごめんね。
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'10 08月12日 (木) 17時14分 : うみねこブロマイド:夏の別れ

盛夏の八戸は夏らしくもあり、でも風も涼しく夜は過ごしやすい日々が続いています。朝市はにぎわい、八食センターには車の列が出来、観光地は賑わって...北国の短い夏は、今まさに真っ盛りといった風情です。

一方で、港町八戸のシンボルとも言えるウミネコさんたちにとって、この時期は悲しい出来事が待ち受けています。この春に生まれた子供と親との、親別れ・子別れです。右の写真は、親別れ・子別れする前の親子です。そして上の写真は、親別れ・子別れした後のヒナです。実に切ない表情を浮かべるヒナですが、すでに親との決別を理解しています。なぜそう言い切れるかと言いますと...首が立っているんですね。
右の写真では、ヒナの頭は地面スレスレまで低く下げられ、親のくちばしからエサをもらう姿勢になっています。親と同じ体格にまで成長した今であっても、ヒナは子供である限り、頭を下げて親に甘えてピーピーと鳴くのです。
しかし親別れ・子別れの時期になると、親は辛く厳しくヒナに当たり、追いすがり甘えたがるヒナを置き去りにし、果てには威嚇すらして何処かへと去っていきます。しばらくヒナは親を探してウロウロと不安そうに歩きまわりますが、やがて...すっくと首が持ち上がるんです。
子供が大人になる瞬間です。
上の写真は、「大人」になった直後のヒナです。青い空を見上げて、ヒナはきっと親のことを想うのでしょう。そして、ひとりで生きていく切なさを、空の青の中に見ているのかもしれません。
日本で唯一繁殖地へと足を踏み込めるウミネコ繁殖地・蕪島では、こういった光景が間近で見られます。そろそろ親別れ・子別れのシーズンは終わり、あれだけ島を埋め尽くしていたウミネコたちも、やがて南へと旅立っていきます。子供が大人になるということ...その胸にせまる切なさを、是非皆さんにも見てほしい、何かを感じて欲しいと願います。
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'10 07月22日 (木) 21時00分 : うみねこブロマイド:イケメン、ポーズを決める

かっぱえびせん等のエサをちらつかせると、かなり近くまで寄ってきてくれるウミネコさんですが、特に至近距離でウミネコさんとの愛をはぐくめる(?)のは、蕪島のふもとの散策スペースです。人の胸ぐらいの高さの防波堤があって、ちょうど目の高さにウミネコさんがウロウロしています。エサを見せると、本当に近くまで来てくれるんです。
例えば、上の写真。海側からスーッと飛んできて、目の前に着地した直後のウミネコさんです。水かきのついた足での、繊細な着地。ちなみに水かきにもちゃんと神経は行き届いていて、触ると温かいんですよ! エサをあげる時に足で踏んづけられたりする事があるんですが、温かいことが分かると思います。
そして、優雅に湾曲させて空気を掴む翼と、キリリとこちらを伺う視線。うーん、実にカッコイイ。
こうやって間近で多数のウミネコさんを眺めていると、予想以上にウミネコさんの中にもカッコイイ奴やそうでもない奴がいることがわかります。しばらく観察していると何パターンかの顔の分類が見えてきて、そのうち「あ、こいつ好き」「お前はブサイクちゃんだねー、かわいいねー」なんて思えるようになってきます。
以下に、実例を示します。僕、コイツのこと、案外好きですよ。

「ムギー」って言ってると思います、多分。意味は特に無いです、スイマセン。
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'10 07月21日 (水) 21時54分 : うみねこブロマイド:最初の羽ばたき

うみねこブロマイドのシリーズ、今回はエサ目がけて飛び立つ瞬間、翼のはじめのひとかき直前のうみねこさんです。なんと凛々しく、たくましい姿! うみねこが見つめる先にはかっぱえびせん、袋から取り出した直後に飛び出した右と、ボーッと見とれてしまって出足が遅れた左。右のかっこよさと、左のボケーッとした感じの対比が気に入ってる写真です。
しかし実はこの写真には続きがあって、もう一匹先に飛び出していたうみねこがいて、間一髪写真右のうみねこさんは食べられなかったんです。
以下のお写真をご覧ください。

さらに上をむいて翼をたたんで、いよいよ飛び立つうみねこさんですが...

左奥から、まさかの刺客!ご馳走はおあずけです。
こんな風に野生動物と触れ合える蕪島は、行かないほうがおかしいというものです。かわいくて、かっこよくて、うみねこさん本当に大好きです。
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'10 06月12日 (土) 15時20分 : うみねこブロマイド:暑い...暑いぞ...

ものすごーく暑そうなウミネコさんでございます。ちょっと仰け反り気味で、頭に汗をかいちゃってるのがカワイイなぁ。
- そもそも鳥は汗をかくのか? 海から上がった直後だということでは?
というツッコミ・異論は認めます。
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'10 05月30日 (日) 19時48分 : うみねこブロマイド:巣を作る、巣に帰る

うみねこブロマイドシリーズです。
五月の頭からギリギリ今頃までが、巣作りの季節です。枯れ草をくちばしにくわえたウミネコさんたちが真剣なまなざしで新居の場所へと帰っていきます。もしかしたらもう新居には卵があるのかもしれませんし、奥さんか旦那さんかが待っていてくれるのかもしれません。
それはとても家庭的で、誰かを守るための行動です。翼を得た代わりに手を持たないウミネコ、そもそも言葉すら持たないウミネコ、科学も文明も無いウミネコ。正真正銘カラダひとつしか無いその一生を、誰かを守るために使う。
僕なんかよりもずっと、真摯に生きることを考えているんだろうと、思います。
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'10 05月09日 (日) 21時26分 : うみねこブロマイド : 踊りながら奪いながら

けっちゃらくって、のめくって、かっちゃいで、つづいで。
八戸弁で「蹴り飛ばして、のめって、引っ掻いて、突付いて」。エサを奪い合うウミネコさんたちを見ていると、ああーこういう事でも良いのかなぁ、っていう気になります。さすがにオトナになった僕が会う人会う人けっちゃらくっていたらダメ人間そのものなんでしょうけど、オトナだのコドモだのという概念を持たないウミネコたちはいくつになってもエサを奪い合い、縄張りを奪い合い、喧嘩に明け暮れる毎日。なんか俺って、普段余計なことばかり考えない? という気持ちになったりするんです。
ちょっとだけ羨ましいし、その姿はまるで空中で踊っているようにすら見えてくる。
人間の目には早すぎて捉えられないけれど、きっと俊敏で三次元に順応したウミネコの感覚なら、そんな美しい身体運動の一部始終を捉えることができるのでしょう。僕はそんな刹那の美しさを、写真にするという形で楽しんでいます。
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'10 04月24日 (土) 10時23分 : うみねこブロマイド : 4月の雨の日に卵を抱くこと

うみねこにとって今は恋の季節で、卵を産み温めるメスのうみねこがじっと草木の間に見を潜めている様子を観察することができます。春らしい光景です。とはいえ、今は4月。まして八戸は北国ですから、しとしと雨が降る日などは、一日中底冷えすることも珍しくありません。そんな寒さの中でも、うみねこたちはじっと卵を抱いています。ただただ、じっと。
そんな彼らにカメラを向けると、最初こそチラリとこちらを見ますが、次第に関心を失ってそっぽを向いてしまいます。遠くから望遠で抜きながら、うみねこと一緒にじーっと雨を浴びているうちに、まるで雨の音が心の中にまで入り込んでくるような、海と空と陸がただそこに存在しているという事実だけが一体的に感じられるような、一種の悟りのような気持ちになることがあります。写真を撮るという趣味について、一般的に「良い写真がとれてうれしい」とか「人に見せるのがうれしい」といったポイントは認知されてるんですけど、「撮影時に神経を集中しているのが心地良かったり、ふと不思議な気持ちになったりする」というポイントは案外認知されていないように感じます。4月の雨の日のうみねこというモチーフは、かなり高い確率で僕の気持ちをどこかに連れていってくれるので、なおさら惹かれてしまうんです。
・・・気がつくと、そっぽを向いていたうみねこが、じっと僕を見ている。私は自然の一部であり、卵を抱く存在である、お前はどうだ? とでも言うような目線で、僕を見ている。
撮影の際の注意
こんな風にうみねこをクローズアップして撮るにしても、決して近づかないようにしましょう。うみねこにストレスがかかってしまいますし、そもそも喧嘩腰にカメラをつつかれかねません。
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'10 04月23日 (金) 00時25分 : うみねこブロマイド:青年うみねこの勇姿

八戸といえばうみねこ。うみねこといえば八戸。というわけで、シリーズで「うみねこブロマイド」をはじめて参ろうという所存です。
一発目の今回は、けっこう珍しいんじゃないかと思う「青年期のうみねこ」を見ていただこうかと思います。子供の頃は灰色、成鳥になると真っ白なうみねこですが、その間にこのような羽の生え変わり時期のようなものがあって、中間色になった青年うみねこが稀に見られます。人間に例えれば、中高生辺りでしょうか。このうみねこも「15の夜」とか聞きながら「オトナは汚ねぇよ!」とか思ってるんでしょうか。
それにしても、凛々しい表情です。僕にはもう一生、こんな凛々しい表情は作れないんじゃないかと思えるぐらいに。
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