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'10 08月30日 (月) 00時12分 : 惜しまずの草原

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自然は魅力を出し惜しみしません。というか、そもそも「惜しむ」という概念がありません。「今日はちょっと青空の色をくすませてみようかしら」なんてイジワルなこと、空は思いません。ココロが無いから惜しむことも無い、と言えばニベも無いんですが、でも実はそれってスゲェ事でもあると思います。僕ら、ついつい何かしら小さなものを惜しむことが多いですからねー。

さて、ある人が言いました。

本当に魅力がある人は、魅力が知られることや知らしめることを惜しまない人だ。本当は自分には魅力があるけど惜しんで出していないとか、恥ずかしいから出していないとか、次のステップへ成長するために敢えて出さないとかいう人には、魅力なんて無い。
惜しまずに出すことは、魅力とほぼ同義だからだ。

ふむ。人を惹きつける魅力という掴み所のない能力は、実は「惜しまずに出す」ことによって裏打ちされている、という主張です。「惜しまずに出す」は、素直とか率直とか自然体といった表現に言い換えても良いかもしれません。

この主張は仮説の域を出ていません。しかし...僕は割とピンと来るんです、コレ。

なんというか、僕は人生を出し惜しみたくないんだと思います。僕自身の人生を出し惜しんでいたら、あっという間に終わってしまうように思うからです。すべての生命力を尽くして茂る草木でさえ枯れて死ぬというのに、もし僕が人生を惜しんでいたら、何もできないのではないか? なんて、思うんですね。

もし本当に、出し惜しみしないという姿勢が魅力を産むのだとしたら...自分自身から魅力が生まれる瞬間の感触を確かめることが出来たなら...よろこんでもらえるのなら。惜しまずに生きる草原に落ちる自分の影を見ながら、心のなかに芽生えた仮定形の願いたちが風に揺れるのを、感じたんです。

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