
写真は、対象から価値を見つけ出して切り出すことだと思うんです。
上の写真は、僕が撮ったものではありません。大きなカメラを持つのが初めて! というような子が撮影した夏のあじさいです。ふっくらと柔らかな雰囲気が、写真からにじみ出ています。それはまるですべてを許しているような咲きぶりに感じます。すべてを許すような感情はなかなか沸くものではありませんが、僕はこの写真からそんな感情を受け取ることができました。
価値を生み出すのは、誰にでも出来ることです。僕がカメラを手渡すのと同じように、何かしらのきっかけさえあれば、誰だって出来ます。それはカメラのような手触りのあるモノかもしれないし、コトバかもしれないし、ココロの中のきっかけかもしれません。でもとにかく、誰だって、価値を見つけ出すことは出来ると思います。
一見平凡な風景から、価値を見出す。それは決して、世界の見方を変えるだけではない、この世界の中にある価値が実際に増える行動だと思うんです。繰り返しになりますが、それは仮に抽象的に見方を変えるんじゃなく、本当に具体的に世界が変わるんです。
そしてそれは、やろうとした人なら、誰にでも出来ることなんです。
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