
ロールプレイングゲーム、と言われるゲームのジャンルがあります。例えば「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」なんかが有名どころなんですが、仲間と一緒に冒険して、敵を倒し経験を積み、世界平和を脅かす巨悪と戦う...という感じのゲームです。比較的男の子が好んで遊ぶタイプのゲームなんですが、面白いことに、スタート地点となる町や土地はほとんど草原に囲まれています。
どうしてでしょうか? それはきっと、ゲームのスタート=冒険の始まりでは、プレイヤーに希望を感じて欲しいからではないかと僕は考えています。家族がいて、美しい自然があって、守るべき土地としての故郷の意味や感慨をプレイヤーに感じて欲しいからこそ、スタート地点となる町や土地は、およそ青々とした草原に囲まれているように思うんです。スタート地点となる故郷が美しいからこそ、そこを離れる寂しさと冒険へ胸高鳴らせる希望が表裏一体になって、プレイヤーの心を包むのでしょう。
草原は、希望を象徴しているのかもしれません。
八戸は古くから競走馬の牧場が多く、古くは南北朝時代から現代まで、数多くの優駿を輩出してきました。そんな土地だからこそ、草原は八戸のアイコンの1つでもあります。多くの名馬がこの土地で生まれ、草を食んで体を造ったことでしょう。草原が希望を象徴しているのなら、草原で生まれ草を食べた名馬たちは、希望そのものかもしれないとすら思えます。
現代では僕らの足は馬から自動車へと変わりましたが、自動車に乗って草原を渡る時の気持ちになぜか希望が溢れるのも、うなずける話というものです。
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