
日本で唯一人が足を踏み入れて間近で生態を観察できるウミネコさんの繁殖地・蕪島では、地面がウミネコさんのフンでいっぱいです。大抵は白いフンで、健康で規則正しい生活をしている(であろう)ウミネコさんは白いウンチをします。この白いフンは服に付くと厄介ではありますが、さほどニオイもなく、ひっかけられても「あーもぅ!」ぐらいのリアクションで済みますので、ご安心下さい。
一方、時々...「大当たり」のフンをする奴がいるんですね。そのフンの色は「赤」。文字通り大当たりな感じがするそのフンは...非常にクサイ!おそらくウミネコさんなりにお腹を壊した時のフンではないかと勝手に想像しています。きっと不健康で乱れた生活をしている悪い子なのではないか。そのフンは見た目も悪いしニオイは強いし、ひっかけられると「あーもぅ!」「...」「...あぁー、もーっ!!」ぐらいのリアクションになります。カメラを提げて一人で怒っているヤツがいたら、「アイツ、当たったな...」と思って下さい、けっこうな確率で僕ですから。
ところで、そんなフンなんぞ関係ないと言わんばかりに、地面スレスレまでカメラを下ろして撮影したのが上の写真です。毛並みも美しい若い成鳥が、地面をスタスタ歩いたり(これがまた絵に書いたような「スタスタ」なんです)、ピョンピョン飛び回ったり、ケンカしたり鳴いたりしています。きっとコイツら、毎日健康的な白いフンをしてるんだろうなぁ...と思えるような、120%健康体の彼らが、少しだけうらやましく思えます。
...青春なんだなぁ。
かっぱえびせんにダッシュで突っ込んで来るウミネコさんたちの素直さは、少なからず僕らを癒す力があるように思うんです。それはまるで、僕らが子供や若者を見ている時に感じる希望のような感覚に似て、屁理屈無しに僕らの心に直接響いてくるような気がします。
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