
暑いですねー。あまりの暑さに困りものの夏ですが、逆に考えると「涼しいのが一番気持ちいいのは夏」とも考えられるわけで。こんな屁理屈ではひとつも涼しくならないかもしれませんが...
とはいえ、暑さを耐えながら景色にじーっと目を凝らしていると、かすかに涼しさの気配を感じることが出来る時があります。それは、写真を撮っている時です。現実の世界の中にいる僕は気温を直接肌に感じることが出来ますが、ファインダーの中のもう一つの世界には温度がありません。カメラに映る世界は、ある意味で温度という概念が消えてしまっている視覚だけの世界だからです。
上の写真を撮影している時も、うだるような暑さに汗を吹きながら、濡れるTシャツの重さを感じながらの撮影でした。しかし、出来上がった写真からは、夏の青草のさわやかさにうずもれて静かに時を過ごしているサッカーゴールの穏やかさのようなものばかりが感じられて、すっかり温度は消えてしまっているような気がするんです。
温度を伝えたい写真もあるし、温度が消えてしまう写真もあります。そんな自由さを持つからこそ、撮影は楽しいのかもしれません。
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