
AかBか、赤か青か、◯か×か。どちらかを捨て、どちらかを選び取らなければいけない二者択一の場面で突き当たるのは、本当に大事なことは何かということ。僕らはそういう場面で、自分の命とかシアワセとか家族とか健康とか友人とかお金とか仕事とか、そういう事を考えます。一方で、そういう大事な時こそ、より一層迷いが生じてしまうのも僕らというものかもしれません。素直になるのか意地を張るのか、当たるも八卦当たらぬも八卦、神様じゃ足りず仏様、電話にメールにインターネット。どれだけやっても、自分の選択が正しいことを100%保証してくれる人は...いません。
選択が正しいことを、心から、祈るだけ。
ただ立ち尽くすだけのそんな時、案外ウミネコさんを眺めるのは良いことです。彼らは僕らと同じ世界に住みながら、僕らよりもずっとシンプルな生活をしていますから。何が大事で何が大事でないのかを、ウミネコらしく軽々と飛び越えていく存在ですから。
ウミネコとして生きる事は、もしかしたら祈ることに似ているのかもしれません。心が一直線に未来を向いていて、ただ心の内側から突き動かされるだけの、一筋の光のような現象だと、思えるんです。
- Newer: 音楽も聞こえない白い朝
- Older: 坂の向こうに何もないということ




