
風邪ひいたっぽいので、今日はお写真のみで更新でございます。
八戸の北・三沢市の臨海部、消波ブロックは太平洋に向かってまっすぐに伸びていきます。やませの時に出る海の霧(Sea Fog)が立ち込めると、海は大きなひとつのボンヤリとした光源のようになり、まるで海の向こうに何か人知れぬ価値が隠れているようなフシギな輝きを放ちます。けれど、僕らは霧によって視界を奪われているため、そんな海に船を出すことはできません。さらに逆に言えば、海に出れないからこそ、海で誰かが死ぬこともないということになります。
海の霧は、漁業の町・八戸にとっては死活問題の厳しい自然の掟であると同時に、僕らが認識できる世界すべてをすっぽりと包む優しい膜のようにも思えます。
- Newer: こんなカワイイ子に見つめられたら
- Older: ジュディ・オングの風はどこから吹いてくるのか?




