
学校へ行くまでに土の地面を歩く事ができる子供たちのことを考えると、うれしい。親が選んだ居住地によって受身で決まったことではあるから子供たちに非は無いけれど、日々の活動で土の地面に触れることが出来ないというのは、あくまで僕個人の趣味として言わせていただくならば、ちょっとかわいそうだ。
一方、八戸に住む子供たちなら、おそらくほぼ100%の子供たちは土の地面を踏んで通学すると思われる。これは、実にうれしいし頼もしい。季節感という情緒を知ることが出来るし、日々土や草花に触れることで免疫も鍛えられる。
ついでに言うと、土の他に「水」と「高低」と「ちょっとしたケガの危険」と「隠れられる場所」があると、より僕好みな通学路になる。流れる水に枝を投げ込んで様子を観察したり、キレイな波紋に見とれたり、生き物を発見して喜んだり。高いところに登ったり飛び降りたり、ケガしそうになったり、姿を隠す背徳的な楽しさと危険性に頭をボーッとさせたり。最近は世間が物騒だとか何とかでこういう事は口に出して言いにくい雰囲気を感じたりするけれど、やはりあくまで「僕個人の趣味」の問題として、こんな風な通学路が好きなのだ。
そんな究極の通学路の1つとして、白銀の湊変電所裏の小径を推したい。驚くべきことに、八戸では未だ、この小径である。
この小径の良さは、歩かねば分かるまいて。




