
八戸弁はそのあまりの面白さのため、東京以西の人には鉄板のネタになるんですけども(若い頃はコンパでお世話になりました・・・恥ずかしながら)、中でも分かりやすいのを3つセレクトしてみました。
ひどっつ(ひとつ)
- 僕「八戸には、『ん』から始まる言葉があるんだよ」
- 女の子「えー、なんかアフリカみたいじゃない?」
- 僕「あるんだからしょうがないじゃんさ、しかも毎日使う必須の言葉なんだ」
- 女の子「日本じゃないみたい」
・・・自分で書いてて腹がたってきたので、普通に説明します。『ん』から始まる言葉、それは・・・「んが」。意味は「あなた」です。Youです。例えば、こんな感じで使います。
八戸弁:「んがなしてらっけ?」
標準語:「あなた、何してるの?」
「んが」の話でひとしきり盛り上がったら、「だから八戸では、しりとりで「ん」がついた言葉を言っちゃった人がいても、1回だけ『んが』返してあげるという暗黙のルールがあるんだよ」なんて良くできたウソを披露したりすると、好感度急上昇でございましょう。
ふだっつ(ふたつ)
これはけっこう地元でも有名な話だと思うんですが・・・こんな会話が成り立つんですよね、八戸弁って。お母さんと子供の会話。
「か、こ、け」
「く」
八戸の人からすると、あるあるネタぐらいにありふれた話かもしれませんが、八戸弁を知らない人には破壊力抜群です。上の話、標準語に訳すとこんな感じですね。
子供「お母さん、こっちに来て、食べなよ」
お母さん「はい、食べるよ」
「そんな短い言葉で話ができるなんてスゴイねー!」なんていう具合に盛り上がった後で、「北国はとても寒いから、口をなるべく動かさないようにして話す方法を編み出したっていうことらしいよ」なんていうウンチクを(これは本当らしいですね、よく聞きます)挟むと、彼女もウットリといった具合でございましょう。
みっつ(みっつ)
最後はちょっとテクニカル。八戸弁のイントネーションを駆使します。といっても、八戸弁を容易に操れる人には簡単なので、是非お使いください、ビックリするほど盛り上がります。それは・・・コンピュータ用語をたくさん入れた八戸弁を話すだけ。例えば、以下の文章を八戸弁のイントネーション山盛りで話してみてください。
- 今やWindowsもMacintoshもIntelのprocessorだもんね。
- internetのbrorserでJavaScriptを動かしたり、server sideでPHPを動かしたりできます。
最近できた言葉だからなのか、コンピュータ用語って、そもそも訛ることが想像しにくいみたいなんです、標準語圏の人って。だから、八戸の人からすると「何が面白いの?」って思うかもしれない話し方でも、破壊力が普通の話し言葉よりも何倍にも増幅されて届くことになるんです。僕もあまりのウケの良さに驚いたことを昨日のことのように憶えています。
騙されたと思って、是非一度やってみてくださいね。
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