
ドルが高くなって貿易赤字が辛いアメリカが、G5(当時はG8どころかG7でもなかったんですね)諸国と一緒に介入しますよー!と宣言した「プラザ合意」。これによって円高が急速に進み、1ドル240円から120円へ。「ドルで金持ってると、損するよね」とビビッた人たちが資本を国内にブチ込み始めて、製造業への投資が行き詰まっていた銀行も相まって、1986年にバブル経済がスタート。ジュリアナトキオー。実態以上にブクブク泡まみれになって膨らんだ資産価値は、一斉に弾けて含み損を日本中にまき散らし、バブル経済が終わったのが1991年。
それから日本はずっと不況。借金はかさみ続け、国債は800兆を突破。のっぴきならない日本丸、沈没は今日か明日か? だからこそ、日本国民は新しい政府を作って本気でちゃんとこの問題に対処しなきゃならんのです。ちゃんと。
・・・なんて考えていませんか? だまされてますよ、マスコミに。
正確に言うと、「借金の残高は増えているが、『売れば返せる証券』を売れば、借金の残高は以前よりも減っている」のです。日本政府は、外国の国債を買っています。この額、100兆円程度。この『売れば返せる証券』は、国の資料では『政府短期証券』と言われているものなのですが、この額を借金から引くと、借金の総額はガツンと減ってるんです。
ついでに言えば、国債の発行額も減ってますし、対GDP比も減少。つまり、まだまだ油断はできないものの、「政府による日本国の財政健全化は、うまくいっている」のです。
でもマスコミはそう書いてくれないのです。政府を罵倒し、政変を煽る。北島康介になんとしても「超キモチイイ」と言わせようとしたヘッポコインタビュアーと一緒で、視聴率のためには何でもする。
自民党の総裁選が近づき、解散総選挙も落ち葉の向こうにチラホラ見え隠れする今、有権者が持つべきは、国についての正しい理解。そのための第一歩は、マスコミの作る空気にだまされないことでしょう。
繰り返します。「日本の財政健全化は、うまくいっている」。
今日の写真は、八戸市の根城、市街地から八戸駅へと向かう、大きく窪んだ場所をまっすぐ貫く坂道です。もしあなたが運転手なら、今下っているのか上っているのかぐらい、分かっておきたいですよね。それを分からなくしようとしているのが、マスコミだったりするのです。
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