'11 08月06日 (土) 18時09分 : 灰と緑

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港町には灰色がつきものです。石なりコンクリートなり、毎日寄せてくる波に耐える力を持つモノは、たいてい灰色だから。

けど、そんな灰色のモノのスキマをめがけるように、草花は種を撒きます。波に石が砕け、コンクリートがゆるみ、わずかでも根を差し込めそうな場所があれば、そこから草花はたくましく体を作り上げるんですね。

結果的に出来上がった灰と緑のコントラストは、港町の夏の色合いとして住まう人たちのソウル・カラーのようなものになっていきます。夏の港町を描くためのパレットがもしあるなら、灰と緑両方の色が配置されていなければウソと言い切れるぐらいです。

夏の港町を渡るさわやかな風を描ける絵の具がもしあるのなら、それも追加したいところですが。

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'11 08月05日 (金) 16時16分 : いつだってこうなんだ

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いつ見たって、この景色なんだもんな。港町の盛りと衰退。燃え上がる雑草と、朽ちていく浜小屋。これが八戸のリアルなんだな。そしてきっと、僕のリアルもこんな感じなんだろう。やっと夏らしくなった風が、胸を抜けてく。

(最近多忙を極めていた関係上、しばらく更新がストップしていました。ごめんなさい。こっそりと復活しますので、もしよろしければ、ごひいきに! ペコリ)

from8.org/photo

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'11 06月19日 (日) 15時23分 : 木を育てる会社

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八戸市内のとある本屋さん兼文房具屋さんは、中心街にお店を出していて、美しい花をつける一本の木を育てている。本屋さん兼文房具屋さんだから「八戸市民により良い本や文房具を提供する」ことが事業の核だけど、さりげなく僕にとっては「中心街に一本の木を育てている」ことも同じくらい大事だったりする。

木を育てる会社、なんて、すてきだと思う。

'11 06月04日 (土) 14時28分 : 骨太なのは良いことだ

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じいちゃんが死んで火葬にした時、イトコのおばあちゃんたちが「いやぁ、骨が太い! 最近の火葬は火が強いから、薬漬けで骨がもろくなってしまった人はスカスカになって軽くなっちゃうけど、じいちゃんの骨は太くて重い。立派だ、立派だ」と言っていた。薬漬け云々は正直マユツバだと思うけど、なんとなく心に残る話だった。

それ以来、骨太になりたいと思って生きている。

掘り出された大木の太く逞しい根を見ると、じいちゃんを思い出す。

'11 06月02日 (木) 18時54分 : 鉄壁の色あい

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初夏のこの季節、土の深い黒と新緑の緑の対比は、鉄壁と言いたくなるほどの安定感があるなぁ、と。この色の取り合わせを見せつけられると、もはや土と木に囲まれて暮らす一人のニンゲンとして、もはや服従するしかないような感じになるんです。

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